マルタのサッカー界事情
先日ウサイン・ボルトにオファーを出したことによってちょっぴり話題となったマルタのクラブチーム、バレッタFC。そう、ジャパカジが所在するマルタ共和国のサッカーチームです。こんな小さな島国にもサッカーリーグは存在します。そして、ディヴィジョンもちゃんと分かれているのです。マルタでも最も人気のスポーツはサッカー。人口約44万人とほぼ私の出身の市と変わらない人口ですが、その中でもたくさんの人が幼少期からサッカーに打ち込み、大人になってもプレーしている人も多いのです。小さい国ということ、サッカー選手の事情(後ほど説明)もあってレベルは高くないのですが、クラブチームやディヴィジョン、ナショナルチームの組織はちゃんと存在します。そして、ブックメーカーのベットマーケットもちゃんとあります。
今までちゃんとマルタのサッカーについてお届けすることはありませんでしたが、せっかくジャパカジがある国、しかもボルトにオファーを出した国!この機会を逃さずマルタのサッカー事情をお届けします(・∀・)!
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マルタの国内サッカー概要
レベル | リーグ / ディヴィジョン | チーム数 |
1 | マルタ プレミアリーグ | 14 |
2 | マルタ 1st ディヴィジョン | 14 |
3 | マルタ 2ndディヴィジョン | 13 |
4 | マルタ 3rdディヴィジョン | 12 |
この主要なリーグの他に、離島のゴゾ島のゴゾ1部・2部リーグもあります。
この形式になったのは咋シーズンからで、その前のシーズンまではまた少しだけ違う形式で試合が行なわれていました。
シーズンごとに上記ディヴィジョンごとの順位によって2、3チームが入れ替わります。
最近は海外の選手もマルタのリーグで活躍し始めていて、ヨーロッパや南米の選手が多く所属しています。実は、日本人のサッカー選手も8人いるんですよ。意外でしょ(・ω・)?
マルタのリーグはどうしてもプロでサッカー選手として活躍したいという外国人選手には比較的入りやすく、人気のリーグみたいですね。南米の選手やアフリカの選手もいます。
マルタプレミアリーグ
前述のとおり、マルタプレミアリーグはマルタ国内リーグのトップディヴィジョンです。歴代優勝は上位3チームが極端に多く、上から順にスリーマ・ワンダラーズ:26回、フロリアーナ:25回、バレッタ:24回。4位のヒバーニアンズは半分の12回にまで落ちます。
ただ、直近の結果で見るとスリーマは2005年を最後に、フロリアーナは1993年を最後に優勝はありません。むしろ、昨年優勝のバレッタと一昨年優勝のヒバーニアンズがここ数年の優勝回数では多いので、選手強化に力を入れているということが伺えます。なので、ベットをするのであれば、優勝回数でなく直近の成績を見た方が吉ですよ(*゜∀゜)=3
マルタのナショナルチーム
マルタ代表のFIFAランキングは183位。残念ながらオシリから数えた方が早いのです。そして、W杯も欧州選手権もいつも予選敗退に終わっています。過去の最高順位は1994年と1995年、いずれも66位にランクインしましたが、そこからは低迷。最下は昨年2017年の191位という順位です。
ヨーロッパのチーム=強いというものでもなく、やはりマルタは小さい島国。人口も限られ、サッカー協会とサッカー選手の事情もあり、強化が難しいみたいですね。最近は国内リーグも外国人選手に頼り気味なところもありますし、なかなか上に上がれません。
マルタのサッカー協会と選手事情

大抵世界で認識のある【サッカー選手】という職業は、非常に高収入で華があるといったイメージ。特に、ナショナルチームとの代表ともなれば、収入もかなりあってモテモテなんじゃないかと思うのが世間一般のイメージ。でも実は、マルタのサッカー協会やクラブチームは財政的に非常に厳しく、とてもじゃないけどそんな華のある選手生活とは程遠い状況です。国際プロサッカー選手会の調査よると、マルタの選手に限らずサッカー界で本当に息が長く活躍できる選手というのはほんの上位2%程度で、残りの大半は割と地味な賃金でプレーし、選手生命も非常に短く、短期契約や給料支払いの遅延といったような問題に悩まされている選手たちのようです。
実際に、プロのサッカー選手でもほとんどの人が副業のアルバイトをしているんだとか。うーん。そりゃ集中できないし強くならないよね(´ε`;)ウーン…
実際に、このマルタのサッカー界の問題にフォーカスしている地元の記事を読んでみると、色々な問題が浮き彫りになっていました。
- 79%が経験したことのある給料の支払いの遅れ
- マルタのサッカー界の独特な契約内容により、40%以上の選手が自分の意思とは裏腹にプレイヤー側に選択肢がなく勝手に移籍が行なわれることがある
- 世界標準の4倍に当たる16%の選手が八百長を促されたことがあり、18%がリーグ内での八百長を知っている
- 49%がクラブチームの医療サポートが不充分だと感じている
上記のような問題がかなり山積みで、マルタのサッカー界は崩壊気味のように見えますね。
【選手の所得】
マルタのプレミアリーグに属している選手たちの給料は下記の通り。
プレイヤーの割合 | 所得額 |
13% | €280 〜 €560 |
26% | €561 〜 €940 |
41% | €941 〜 €1,877 |
14% | €1,878 〜 €3,755 |
ちなみに、マルタの平均所得は最新の調べで年間€18,945.26。月間にして€1,578。ただし、これはあくまで外国人も合わせた全ての平均数値。実際にマルタ人だけを平均するときっともう少し下がると思いますが、この平均以上をもらっているプレイヤーはわずか50%程度です。
上記の問題に加え、契約終了後の自由な動きの規制やマルタのサッカー協会やクラブからの医療支援の欠如など、課題解決までにかなりの時間を要しそうな問題が非常に多く上がっています。こうなると、「安月給でプロになるよりも、普通に働いて給料もらって趣味程度とか社会人チームでサッカーをやった方が良い」と思う人が多くても不思議じゃありませんよね( ´_ゝ`)
マルタサッカーの今後
マルタのサッカー界では国やクラブチームが選手を全面的にサポートするといったようなことはないようです。
以前1度国内リーグの試合を見にいったことがありますが、チームごとに地元のサポーターはいるものの、数はとても少ない印象でした。これをマルタ人に聞いてみると、「基本的にマルタのサッカーはレベルが低いから見てても面白くないよ。大半のマルタ人はイタリアのチームのサポータになるか、またはイングランドのチームのサポーターになるか、どっちかだね。」と話していました。
国で人気のスポーツがサッカーなのにも関わらず、国内のサッカーがあまり人気ではないのはちょっと寂しい感じがしますね。
マルタのサッカー界問題を指摘している記事の中で執筆者は、「うまくいけばこれらの問題は近いうちに対処される」と締めていますが、実際のところこれからどうなるかが気になるところですね。
選手が安心してサッカーで生計を立てられるよう、この問題をひとつひとつ解決していけば、きっとマルタのサッカーのレベルも上がって、見る側も楽しめるはずですよね!今後に期待したいところです٩( 'ω' )و
でも、こうやって地元の選手が安月給で頑張っている中、ウサインボルトにオファーを出したバレッタFC。他の選手よりいい条件設定したんじゃないかな〜と思うと選手がちょっと気の毒ヽ(´o`; まぁ、確かに経済効果はありそうだけど。
マルタリーグがベットマーケットにあるブックメーカーはこの記事内のバナーからジャンプできます!上記の優勝回数を見てみてもきっと予想もそんなに難しくないので、一度ベットしてみてはいかがでしょうか。

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