WSOP: 人種差別発言でソリン・ロビン失格

WSOP: 人種差別発言でソリン・ロビン失格

アフリカ系アメリカ人のポーカープレイヤー、Maurice Hawkins / モーリス・ホーキンスは、今年のWSOPメインイベントでのプレイ中、人種差別の犠牲者となっていたようです。主催者は、加害者であるポーカープロ、Adrian Sorin Lovin / エイドリアン・ソリン・ロビンを失格とし、彼は残りのイベントをプレイすることはできません。

もちろん、メインイベントのバイイン$10,000 (約111万円)も返金はされません。


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ホーキンス、ツイッターでつぶやく

ホーキンスは主催者のショッキングな決定の後、ツイッターでこうつぶやいています。

ホーキンス

 

「さて、WSOPであなたは、SHUT UP NIGGERと言うことは出来る。(※NIGGER / ニガーは侮蔑的な言葉)それによってあなたが得るものは、ペナルティだけだ。Jack Effel / ジャック・エフェル(※副社長兼トーナメントディレクター)はアメリカ全土に人種差別に対処する方法を示した。そこに許容範囲なんてものはゼロだよ。僕はWSOPでプレイできることを誇りに思ってる。ジャックはトーナメント場から人種差別的なやつを連行し、失格にしたんだ。」

ポーカープロであるDutch Boyd / ダッチ・ボイドは、人種差別をしたのはイタリア人プレイヤーのエイドリアン・ソリン・ロビンだと個人を特定し、ニガーという言葉を使用したことを明らかにしています。

ボイドはツイッターで「 僕には"Shut up"ではなく "Whats up"と聞こえたけどね。英語は明らかに彼の第4言語みたいなものなんだろうけど。プレイヤーの名前はエイドリアン・ソーリン・ロビン。ラスベガスに来てくれてありがとう、家までの長い空の旅を楽しんでくれ、人種差別主義のろくでなしよ。笑。モーリス、君は紳士だ!」

英語を理解していない?

ロビンが英語を完全に理解していなかったかもしれない、という意見もある。それに関してもう一方のプレイヤーは、だとしたら、知っている少数の英単語のうち、ニガーがその1つというのはかなり皮肉なことだ、と言っています。

いつも率直に物事を語るポーカープロ、Daniel Negreanu / ダニエル・ネグレアヌもホーキンスを支持しており、ツイッターでこうつぶやいています。

「このニュースを聞いて最高の気分だよ!ジャック、君がこの出来事に対処しなければならなかったのは気の毒に思うけど、ポーカーテーブル(どの場所でも)は人種差別的な侮辱の場ではなく、WSOPに彼のような人物は必要ないからね。ジャック、いい仕事をしたね。この問題が正しく処理されたことを聞いて、とても満足しているよ。」

事の発端

なぜロビンは侮蔑的な言葉を言ったのでしょうか?

どうやらホーキンスとロビンはテーブルでアツいゲームを繰り返していたようです。ピリピリしていたのでしょうね。皮肉っぽくなったりするものです。

ある時、イタリア人のブロガーが二人のテーブルに来てロビンとイタリア語で話を始めたとき、ホーキンスはブロガーに「Kiss my ass(俺の尻にキスしろ)をイタリア語でどう言うんだ?」と尋ねたそう。

ロビンはその言葉が自分に投げられたことだと理解したそうです。その前にも、皮肉っぽいやり取りはあったんだとか。

その場にいないと、そのやり取りがどんなものだったのか、はわかりづらいですね。

この決定は厳しすぎると言う声もあります。反対に、当然のことだと言う声も同じくらいあるのです。口は災いの元、とは正にこのこと。

エドリアン・ソリン・ロビンの言い分

ロビンは、イタリア・ルーマニア人と言っているサイトもあれば、イタリア・スロベニア人と言っているサイトもあり、イタリアの血が入っているのは間違いないようです。

ロビン

 

彼のした発言が、とても深刻な性質を持っていることを理解しているのかを尋ねられたロビンは、間違っていたが故意ではないと語りました。

「今はニガーの意味が分かりましたが、私が無知だったため、汚い言葉だとは知っていたものの、この言葉が人種差別的な侮辱であるとは本当に知らなかったんです。私は、人種差別主義者にはなりたくないと思っています。ホーキンスがイタリア語で"俺の尻にキスしろ "と言いたいのなら、私はアメリカでよく使われている言葉で彼に答えたいと思ったんです。そして彼に言ったのが "What's up, Nigger"だったのです。

それを聞いていたフロアーマンは私を起立させ、上司に電話をしました。上司が到着し、2レベルのペナルティで罰すると言われました。翌日、トーナメントテーブルに座った時、メインイベントから失格となったことを知りました。ディーラーがプレイヤーカードを要求し、私がそれを示すと、警備員が到着してWSOPのボス、ジャック・エフェルのオフィスに連れて行かれました。

私の後ろには5、6人のボディーガードがいて、目の前にエフェルがいました。彼は非常に速い英語で話し、私にはよく理解できませんでした。私の意見は聞こうともせず、ただ彼は私がトーナメントで失格となり、カジノからは一生涯出入り禁止となったことを知らせたかっただけでした。」

ホーキンスの連続的なツイートが、エフェルの決心を変えたにちがいないとロビンは言います。更にロビンは、WSOPのアメリカイベントへは生涯参加できないことも知りました。

「再度言います。私は間違っていました。モーリス・ホーキンスにお詫びしますが、あれは間違いであり、私は人種差別主義者ではありません。肌の色で彼を怒らせたくはありませんでした。私にとってあの言葉は、別の汚い言葉と同じでした。『ろくでなし』のような、ね。」


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