7タイプに分かれるギャンブラー

ポーカートーナメント、宝くじ、オンラインカジノ、スポーツベッティングなどなど、ギャンブルには様々な種類と形がありますね。これはギャンブルの様式だけでなく、ギャンブラーも同様なのです。

最近の研究では、ギャンブルをする人たちが皆同じではないことがわかっています。研究者は少なくとも7タイプのギャンブラーがいると言い、行動パターンや振る舞いによってどのタイプかを見分けることができると言います。更にこの7タイプのギャンブラーは、各タイプ異なるスキルを持っているそう。 

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タイプ 1:プロフェッショナルギャンブラー

フィル・アイビーやダニエル・ネグラヌといったプロポーカープレイヤーは、ギャンブルで生計を立てています。プロのギャンブラーは、ギャンブルを主な収入源としているため、直感的には行動しません。彼らはすぐにオッズを計算し、一貫して勝つために統計を信頼します。

このタイプのギャンブラーは、人並み以上の忍耐と負けた時に動揺することを避ける能力を持っています。 彼らはまた、スキルを必要とされるギャンブル、勝敗が幸運だけによるものではない種類のギャンブルを好みます。

プロギャンブラーはテレビや雑誌でもよく見かけ、多くはセレブというステータスを楽しんでいます。そしてもう1つの大きな特徴は、プロフェッショナルのギャンブラーは、ギャンブルに対して依存症にならないということです。彼らは、オッズを打ち負かすための最高の機会を待ち、経験とスキルを使って大きな勝利をものにするのです。

タイプ2:カジュアルギャンブラー

カジュアルギャンブラーはランドカジノ、ギャンブル関係のイベント、オンラインカジノでも見つけることができます。

このタイプのギャンブラーは、通常、友人と会って行動を共にするなど、気晴らしや娯楽目的のためギャンブルに目を向けます。彼らがギャンブル依存症になることはなく、ギャンブルによって個人的、または職業的な義務を無視することもありません。

彼らはギャンブルを娯楽と認識していて、ギャンブルというアクティビティに投資する金額と時間に制限を設けます。彼らがギャンブルをする時には、他の人々も含まれます。したがって、スロットマシンの前で何時間も一人でプレイしていたり、ファンであるサッカーチームにオンラインで賭けたりすることはありません。また、ギャンブルの頻度も一貫していません。

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タイプ 3:シリアスギャンブラー

楽しみやリラクゼーションのためにギャンブルをする人がこのタイプに該当します。

彼らは、カジノや他のギャンブルイベントで長い時間を費やす事もありますが、習慣や義務を怠ることはありません。個人のこと、家族のこと、職務という責任を引き続き重視しています。しかし、ギャンブルに費やす時間が長いため、依存症として周りの人々によって認識されていることもあるようです。

タイプ 4:エスケープギャンブラー

不安や鬱、感情的苦痛を感じるとき、多くの人がお酒か薬に頼ります。中には、ギャンブルに走る人もいるのです。

不安から逃れるためにギャンブルをするエスケープギャンブラーたちにとって、ギャンブルは陶酔的なものではなく、治療的なものと感じてます。しかし彼らは、タイプ7の強迫ギャンブラーとは異なります。

エスケープギャンブラーは、感情的な乱れに直面したときギャンブルをする衝動を感じます。このタイプの人々は、感情的な乱れを別の方法で整えることができれば、通常ギャンブルをやめます。個人的な問題に対処しながらギャンブルの習慣をコントロールするには、心理療法が助けになります。

エスケープギャンブラーは感情的な問題を抱えているため、ギャンブルをしても判断力に乏しく、短時間で大金を失う傾向があるので、金銭的問題も抱える危険性があります。

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タイプ 5:パーソナリティギャンブラー

ギャンブルを違法に利用して利益を得ようとする人々を、パーソナリティギャンブラーと呼びます。

このタイプのギャンブラーを見つけるのはちょっと難しいでしょう。彼らはカジノのポーカーテーブルで勝利したり、スロットマシンでジャックポットを当てたりはしません。

カジノのボーナススキームや利用規約の穴を見つけ、乱用しようとするのがこのタイプです。純粋にゲームを楽しむのではなく、違法にギャンブルで稼ごうとします。

そしてパーソナリティギャンブラーの多くが、ギャンブル依存症を自分が行った違法行為の理由として乱用しようとします。

八百長の話を持ちかけてきたり、違法な手段で儲け話を持ちかけてくる事もあるパーソナリティギャンブラーには注意が必要です。あなたの身近にこのタイプのギャンブラーがいたら、関わらない方が身の為ですよ。

タイプ 6:保守的ギャンブラー

保守的ギャンブラーは通常、お金より体験のためにギャンブルをします。

彼らはギャンブルに予算を設定し、高ステークスや高いリスクを伴わないゲームを選びます。ギャンブルに興味があるわけではないので、個人的責任や義務から逸脱しません。

このタイプのギャンブラーは、低ステークスのテーブルゲームや低額ベットのスロットマシン付近にいます。新しいゲームや新しいカジノを試し、経験に楽しい味つけをするのが好きなのです。

カジノがある国を訪れる多くの「観光客」がこのタイプに該当します。カジノが合法でない国に住んでいたり、新しい経験をするために他の国に旅行し、カジノを訪問します。 保守的ギャンブラーは経験のためにほんの少しのお金を持って、一時だけの経験と考えてギャンブルをします。

タイプ 7:強迫ギャンブラー

呼び名の如く、このタイプのギャンブラーはギャンブルの衝動をコントロールできません。

ギャンブルが強迫的な習慣となり、この習慣をやめようとしますが成功せず、コントロールを失った彼らはあきらめるか、やけくそになります。

強迫ギャンブラーは得てして、人生の他の何よりもギャンブルを優先し、健康問題を無視することさえあります。さらには、アルコール依存症などの他の中毒症状を示すことも珍しくありません。彼らの行動は衝動的で、日常生活の中でどんな仕事にも執着するのが困難です。そのため、強迫ギャンブラーは金銭トラブルを持つ人たちの中で多く見つけることができます。

多くの強迫ギャンブラーは、事実を隠蔽したり、未払いの債務を払うために嘘をついたりもします。 バルセロナ大学病院の研究者によって行われた最近の研究では、強迫ギャンブラーをさらに4つのタイプに分類しています。

  1. 感情的に不安定
  2. 物事を成し遂げることができない
  3. 社会的に適合していない
  4. 長期的なプランがたてられない

この中でも、3の社会的に適応していない人は、治療するのが最も困難であることがわかっています。彼らはリハビリ後、少しの間ギャンブルから遠ざかっていてもじきに再発し、反社会的行動や分裂症状を表すこともあります。

そして、他のタイプの強迫ギャンブラーが容易に治療できるというわけでもありません。どんな強迫ギャンブラーでも、習慣を克服するためには周りの支援とモチベーションが不可欠となります。

ギャンブルは責任を持って

アメリカの俳優、ベン・アフレックは、2011年にギャンブル依存症のためリハビリに身を任せました。他にも、NBAスターのチャールズ・バークレーも強迫ギャンブラーの一人です。 

短期間に大金を稼ぐことが可能なギャンブル、反対にたった一日で財政難に陥ることも可能です。ギャンブル、私生活、仕事に境界線を引くことも重要です。たとえギャンブルに溺れていなくても、ギャンブルは責任をもってしましょうね。コントロールできずに、家庭崩壊や人生を台無しにしてしまう人々もいますから。

7タイプのギャンブラーの中で、何らかのギャンブル問題に直面しているなら、もしくはそんな人物を知っているなら、早めに医学的または心理的専門家の助けを借りるべきです。

みなさん、ギャンブルは楽しく、節度を持って付き合っていきましょうね♪

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