オンライン・ギャンブルの統計

world gamble map世界のギャンブル事情を調べてみると、世界人口の約26%がギャンブルをしているそうです。つまり、世界中で約16億人が定期的にギャンブルをし、少なくとも42億人が年に1度は何らかのギャンブルをしているそうです。

英国の調査では人口の17%がオンラインでギャンブルを行っており、オンライン市場だけでも53億ポンドの収益が得られているのだとか。

数年前までの米国ではその数はかなり異なり、オンラインでプレイしていると答えたのはわずか3%でした。しかし2018年、米国のオンラインギャンブル市場の収益は3,065億ドルにまで達し、この数字は数年間で急増加しています。

以前、国別でギャンブルの損失額のランキングを紹介しましたが、あれから変動はあったのか、最新の世界の成人一人頭のギャンブル損失額を発表します!

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損失額ランキング

2017年の成人一人頭の損失額

前回の記事でのランキング(ギャンブルの損失額を成人の人口で割った一人あたりの損失額)は以下の順位でした。

順位成人一人頭の損失額金額
1位オーストラリア

$990

2位シンガポール$660
3位アイルランド$510
4位フィンランド$460
5位

アメリカ

$450
6位ニュージーランド$440
7位カナダ$420
8位ノルウェー$390
9位イタリア$370
10位イギリス$320

そして2019年の成人一人頭の損失額

順位成人一人頭の損失額金額
1位 ▶︎オーストラリア

$1,200 

2位 ▶︎シンガポール$1,100
3位 ▶︎アイルランド$600
4位 ▲カナダ

$570

5位 ▼

フィンランド

$560
6位 ▲イタリア$517
7位 ▲香港

$500

8位 ▶︎ノルウェー

$448

9位 ▲

ギリシャ

$420

10位 ▲

スペイン

$418

相変わらず1位はオーストラリア!

個人規模でのギャンブルに関しては、今回もオーストラリアが先導しています。最新の統計では、オーストラリア人1人あたり年間$1,200以上をギャンブルに費やしています。

オージーに人気のポーキーズと呼ばれるスロットマシンは、メルボルンとシドニーのカジノのみならず、ほとんどの州のパブやクラブで見かけます。パブへ行けばまずスロットマシンで遊ぶ、というのがオーストラリア人の文化とも言えます。

最新の調査によると、18歳以上のオーストラリア人290万人がスロットマシンをプレイしており、これは国の成人人口の約16%に相当します。290万人のうち42%が週に1回の割合でプレーしているそう。ギャンブルの勝利金に税金のかからないオーストラリアでは、ブックメーカーの利用者も増加しているそうですよ。

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2位  シンガポール

アジアの交通機関のハブともいえるシンガポール、そのシンガポールの人々は$1,100の損失で今回も2位にランクイン。

比較的最近になってカジノギャンブルを合法化したばかりですが、近年、税金対策で近隣諸国の裕福な人たちが次々とシンガポールへ移住しているという理由もあり、一人当たりの支出が上がっているのは驚くべきことではありません。

データによると18歳以上のシンガポール人約50%が、何らかの形でギャンブルに参加しているそうです。規制が厳しくなっているのにも関わらず、この数字は驚きです。

3位 アイルランド

アイルランドも安定した3位。損失額が「安定」というのも可笑しな言い方ですが、オンラインカジノの人気も年々上昇し続けています。

特にグレイハウンドレースがアイルランドでは人気で、その力を借りて不動のランキング上位を保っている様です。アイルランドにある18のスタジアムのうち10はグレイハウンドレース用で、その人気度が伺えますね。

4位 カナダ

ラスベガスやアトランティックシティといったカジノシティーがあるにもかかわらず、アメリカは今回ランキングから姿を消しました。代わりにカナダが4位にランクイン。

多くのオンラインギャンブル事業者とソフトウェアプロバイダーのハブであるカナダのランクインは、オンラインギャンブルからの恩恵を受けた結果と言えます。この革新のおかげで、カナダのギャンブル産業は現在、世界有数のギャンブル大国の1つになっています。

5位 フィンランド

フィンランドの損失額が下がっているのは、政府による規制が影響していると考えられます。ギャンブルの支出が年間120ドルを超える人は、精神療法のために病院に送られるという政策が影響したと推測できます。

120ドルとは・・・みんな病院送りではないの・・・?! この政策がどのように機能しているかは謎ですが、それにもかかわらずランキング5位というフィンランド人のギャンブル好きはよっぽどのものと言えますね。

6位以下は8位のノルウェーを除き総入れ替え:その背景を分析

6位 イタリア

イタリアでは17世紀からカジノが運営されているため、カジノ文化をとても大切にしています。そしてイタリア人はポーカーも大好き。このイタリア人の損失はポーカーへの出費が多いようですが、世界でも優秀なイタリア人ポーカープレイヤーも多いのは事実です。

7位 香港

香港ではほぼ完全にギャンブルは禁止されているという事実があります。しかし実際は香港の人々よりもギャンブル好きな国民を見つけるのは難しいと言えます。香港では唯一、宝くじを組織する会社がありその宝くじに国民はお金を費やしている様です。

8位  ノルウェー

ノルウェー国内でギャンブル業を運営出来る権利があるのは2社のみで、それほどギャンブルのプラットホームが多いと言うわけではありません。そのせいか、ノルウェー人はオンラインカジノに多額の出費をしている様です。世界でも物価の高い国なので「多額」と感じますが、ノルウェー人にしてみるとそれほどの額ではないのかもしれませんね。

9位  ギリシャ

ヨーロッパ最大のギャンブルハブの1つであるキプロスが近いということも、ギリシャ人に影響を与えているのではないでしょうか。しかし、ギリシャ人のギャンブル好きは少し方向が違うようです。もちろんポーカーやオンラインカジノの人気はさる事ながら、ギリシャでは数百万ドルを獲得できる宝くじがあり、宝くじこそギリシャ人に一番人気のギャンブルといえます。ヨーロッパでは所得の多いわけではないギリシャですが、やはりギリシャ人のギャンブル好きは高いといえます。

10位  スペイン

スペインではギャンブルが完全に合法化されていますが、カジノやスロットの人気が理由でランクインしているわけではありません。スペイン人の間で本当に人気なのは、彼らが情熱を注いでいるスポーツベッティングです。サッカー、テニスなどなどスポーツ好きが多いスペインでは、ブックメーカーの種類も豊富です。

世界のギャンブルの未来を予測する

futureオンラインギャンブルほど急成長している業界は間違いなくないでしょう。世界中でオンラインゲームのイノベーションが起っており、ますます多くの企業が進出し、プレイヤーの増加は目を見張るものがあります。

また、コロナの影響で全てにおいてデジタル化が進んでおり、より多くの人々がオンラインで賭けをしているのは不思議ではありません。世界のギャンブルの現状を考えると、たくさんの人々がオンラインギャンブルの未来に目を向けています。しかし、ギャンブルの世界の未来を予測することは簡単なことではありません。

日本、IR計画来年10月に延期に決定

IR計画カジノを含む統合型リゾート(IR)で、整備計画を受け付ける期間が2121年1月4日~7月30日から、2121年10月1日~2022年4月28日に延期する事になるそうです。新型コロナウイルスの影響で自治体の作業が遅れている状況を考慮した決断だったようですが 、IR担当副大臣だった秋元司衆院議員が絡む汚職事件があったこともあり、これまでの計画の調査やこれからの調整など色々な面でより慎重に計画を進める為の延期という判断だそうです。

当初は「2020年の東京オリンピックに合わせてオープンを!」と言われていた日本の統合型リゾートIR(カジノ法案)政策。しかし現在は新型コロナウイルスの影響でオリンピックは延期、さらにIRに関する活動も政府・各自治体ともに一時停止せざるを得ない状況となっています。

当初はオリンピックに間に合う様に、それからコロナ渦に入り順調にいけば早くて2025年頃にもオープンするのでは、と予想されていましたが、問題という問題が重なり現時点では政府の基本方針も策定されておらず、オープン時期は未定の状態です。

開業を急ぎたいとしていた大阪や長崎など、それ以外の他の県の各自治体も新型コロナウイルスの対応に追われ、コロナ禍がある程度収束するまで進展は見込めないと考えられます。日本だけではなくそれは他の国でも同じですが、これからカジノ関連のビジネスを考えている方々は今後状況がもう少しクリアになるまで慎重に見ていくのが得策でしょう。

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