少し過ぎてしまいましたが、2月7日はなんの日かご存知でしたか? フナの日ですって🐟? もちろんそれもそう。その他にもオリンピックメモリアルデー、北方領土の日、福井県ふるさとの日、ニキビに悩まないデーなどなど日本ではたくさんの記念日になっていますが、この記事で伝えたいこととはちょっと違います🤏

実は、ポーカー界における2月7日は「インターナショナル・ブラフ・デー」、つまり、国際ウソつき記念日なのです!
なんでこの日がブラフの日になったのか、予想できますか? 理由を知れば、きっと「あ、なるほど」となるはず。
このインターナショナル・ブラフ・デーとは一体どんな日なのか? なんでそんな名前がついたのか? 早速解明していきましょう👌

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インターナショナル・ブラフ・デーとは

インターナショナル・ブラフ・デーは文字通り、国際的に「ブラフ」を祝う日です。2月7日は、英語で表記すると7/2となります。テキサスホールデムにおいて最初に配られた2枚のカードが7と2だった場合、このハンドは勝つのがもっとも難しいと言われているハンドとなります。この記念日は、大手オンラインポーカーサイトのポーカースターズが決めた記念日なんだそう。なぜブラフを祝う日にしたか、という理由は明確には書かれていませんでしたが、ひとつ想像できるのは、こんな弱い手で勝つにはブラフに頼るしかないだろうということです。

ちなみに、7/2はビール・ハンドとも呼ばれています。なぜなら、この手で勝つとプレイヤー全員にビールを奢らなければならないからです🍺 ゴルフでホールインワンを出すと、みんなに奢らなければならないという慣習にも通じるものがありますね。

ブラフをおさらい

さて、そもそもブラフとはなんでしょうか。初心者のために、ちょっとおさらい👩‍🏫 日本語で言うと口三味線が近いかと思われます。いずれも、自分のハンドをあたかも強いハンドであるかのように見せ、相手を出し抜くということです。ハッタリとも言いますね。

ポーカーの特性のひとつに、ゲーム中は自分と対戦相手のハンドはお互いにわからない、というものがあります。そこで、プレイヤーは相手の表情や仕草、口ぶり、レイズのやり方、これまでの流れなどから相手のハンドを推し量ろうとします。日本で一般的な5ドローポーカーでは、プレイヤーが得られる情報はこれだけと言って差し支えないでしょう。

ところが、世界的に人気のあるテキサスホールデムでは、コミュニティカードがあるので相手がどのようなハンドを作るのか、ある程度推測することが可能です。麻雀で言うと捨て牌から手役を類推するようなものです。

共通に見えているハンド、プレイヤーに配られたハンド、そしてプレイヤーの態度とレイズを巧妙に使って相手をフォールドさせるのがブラフと言えるでしょう。

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世界最高のブラフ!

では、実際に大会で行われたブラフをご紹介しましょう。このブラフでは、一介のアマチュアプレイヤーが並み居るプロを打ち負かし、4,000円の参加費で2億8千万円の賞金をもぎとりました💪

2003年WSOPでのブラフ

ポーカーの世界で有名なブラフはいくつかあります。2003年のWSOP(ワールド・シリーズ・オブ・ポーカー)でクリス・マネーメーカーが行ったブラフは、その中でも最高のもののひとつでしょう。

この時の優勝賞金は日本円にして2億8千万円。もちろん、参加費も高額で110万円でした。ご存知の方もいるかと思いますが、大会では参加費の安い予選を勝ち抜くことで優勝することも可能なのです。その予選の参加費は4,000円。払えない金額ではないですよね。これを勝ち抜いたのがクリス・マネーメーカーです。

マネーメーカーは、強気のブラフを重ね、最強プレイヤーのひとり、フィル・アイヴィーをも退け、決勝へとコマを進めます。決勝で彼とヘッズアップしたのは、プロのポーカープレイヤーであるサム・ファーハでした。

複数のプレイヤーを相手取るよりも、ひとりと対峙するほうがブラフが効きやすいのはおわかりでしょう。ブラフでのし上がってきたマネーメーカーは、ここでもブラフで対抗します。

決勝でのプレイ

配られた初手は、マネーメーカーがK7。ファーハがQ9。手の強さで言うと大差はありません。次のフロップで配られたカードは、269。ファーハに9のワンペアが付きました。お互いチェックした後のターンでも情勢はあまり変わらず、マネーメーカーの勝率がいくらか上がっただけでした。

ここでマネーメーカーは勝負に出ます。彼は自分のハンドがブタであるにもかかわらず、レイズを仕掛けたのです。この時のマネーメーカーの勝率は38%。対してファーハは61%でした。最後のリバーでは、お互い役を強くすることはかなわず、マネーメーカーはブタ、ファーハは9のワンペアのままでした。

ファーハがチェックした後、続けてマネーメーカーがチェックすればショーダウンとしてお互いの手札はオープンされます。つまり、ファーハの勝利となり、場に賭けられたチップはすべてファーハのものとなるはずでした。しかし、ここでマネーメーカーが起こしたアクションはオールイン!!! 手札が無役であるにもかかわらず、非常に強気のアクションです。

テキサスホールデムでできる平均的な役は、ツーペアと言われています。それに対してファーハのハンドはワンペア。自信をもって勝負できる役ではありません。しかも、マネーメーカーはターンでレイズしています。ファーハは、マネーメーカーの手が進んだことを匂わされた形となっているのです。

優勝賞金は2億8千万円。この時の1位と2位の賞金の差額は1億円。2位を拾ったと考えるのか、1位を逃したと考えるのかはプレイヤー次第ですが、ファーハは1位を逃したと考えるタイプのようでした。

オールインに動揺した彼が発したのが、「フラッシュを引けなかったんだろ?」という言葉。マネーメーカーは表情を変えません。ポーカーフェイスです。逡巡したファーハは、結局フォールドし、マネーメーカーの勝利に終わりました。

続く最終ラウンドでは、この世紀の大ブラフが功を奏したのか、マネーメーカーがフルハウスを作って優勝しました。後からその流れを見ると、あのオールインで勝負は決していたのでした。だれが強いのか順位付けられてしまったのです。そして、それは最後のラウンドで覆されるものではなかったのでした。

ブラフの種類

ブラフとは、基本的に自分の手役が相手よりも強いと思わせるものです。それには大きく分けて2種類あります。

ピュアブラフ

ピュアブラフは、自分がほぼ確実に負けている局面でするものです。2003年のマネーメーカーのブラフがいい例です。マネーメーカーは、自分の手がブタであるにもかかわらず、ファーハにオールインを仕掛けました。リバー、つまり最終局面に至るまで、マネーメーカーには一縷の望みがありました。結局はブタに終わるのですが、それでもマネーメーカーは果敢に勝負しました。

セミブラフ

自分にまだ、強い手役が入る可能性がある際に行うのがセミブラフです。ですので、リバーに進む前に行うのが常道なのです。手が入ればよし、手が入らなくても相手が降りてくれればよしという2段構えの戦略と言えます。実際のプレイでもよく行われるのがこのセミブラフです。

まとめ

1年に1度、2月7日のインターナショナル・ブラフ・デーに、あなたは何をして過ごしていましたか? ポーカーに興じていたのでしょうか。それとも、テレビでも観て普通に過ごしていたのでしょうか。ともあれ、この記事をきっかけに、あなたのブラフスタイルを自身に問い直して、さらにポーカーを楽しむことができるようになれば、それに勝るものはありません。

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