ポーカートーナメントでの戦い方のコツ

WSOPやサンデーミリオンのようなポーカートーナメントに参加するのは、ちょっとした決意が必要ですが、良い経験になります。

大きなトーナメントに参加したことのない方、PokerStars/ポーカースターズではサンデーミリオンのような高額な賞金プールの他にも、常にいろんなトーナメントが開催されています。バイインも$1前後のものや数百ドルのものまで様々。気軽に参加してトーナメントがどんなものかという感覚や、それに慣れるのにはもってこいです。

エントリー数を見ると何千人ものプレイヤーが登録していて、大勢の対戦相手を出し抜き、ファイナルテーブルに進出するのは不可能なことのように思えるかもしれません。しかし、上手くプレイしていれば結果は付いてきます。ワタクシも今日は前回より順位を上げよう、と、時間のある時はオンライントーナメントに参加しています。上位に入賞できた時は、Sit&Goなどで勝利した時とは比べ物にならないくらいの達成感があるもの。

今日は大きなトーナメントで生き残り、勝つためのヒントをいくつかご紹介♪

ポーカートーナメントではリラックス、リラ〜ックス

トーナメントに参加しているプレイヤー総数に集中するのを避け、今は自分のテーブルで起こっている出来事だけに集中するようにしましょう。あなたが影響力を与えるのはここだけ。他のテーブルは今、関係ないですからね。

何百人、何千人ものプレイヤーが参加するトーナメントでは、賞金が得られる順位に到達するまで長い時間をかけてプレイすることになります。大会のメインイベントのようなライブトーナメントでは数日、サンデーミリオンのようなオンライントーナメントでは12時間以上かかることも。

トーナメントの初期の段階で勝敗が見える訳ではありません(敗退しない限りね)。序盤のチップリーダーがどれだけのチップを持っているかということに注意を向けないようにしましょう。集中すべきことは、ブラインドと自分のスタックがどう比較されるかということだけ。

もしあなたが今のところ心配のないゾーンにいるなら(例えばスタックが25BB以上)、焦る必要はなし。たとえあなたのスタックがショートスタックであっても、焦ったり自暴自棄にならないで。自分で満足のいくゲームを続けている限り、正しい判断をし続けている限り、いずれチップはあなたの元にやってきます。

対戦相手の状況を把握することが、バブルに達した時やトーナメント後半に残りのテーブルが数テーブルになった時、自分の戦略に重要な役割を果たすことになります。

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ポーカートーナメントの中盤は重要なステージ

ブラインドはだんだん高くなり、バブルはまだかぁ・・・と感じさせるトーナメントの中盤は、いろんな意味で最も難しいステージです。一体あと何時間続くの?! と集中力が欠けてくるのもこんな時。ここで戦略を変える時です。

序盤ではブラインドスチールをしようとしたところで、大したメリットはありません。それよりも強いハンドで、そこから最大限のチップを得ることに集中するのがベスト。タイトにね。しかしミドルステージに入ると、ブラインドは価値のあるものになります。特にアンティが絡んでいる場合はなおさらです。

レイトポジションで前のプレイヤーたちがフォールドした場合は、できるだけブラインドスチールすることを忘れないで。フロップを見ないようにレイズするのだから、必ずしも強いハンドを持っている必要はありません。SBやBBがコールしても、コンティニュエーションベットで勝てることが多々あります。

しかし同時に、中盤ステージでは皆の持っているスタックサイズがいろいろなので、この点にも注意が必要です。例えばあなたのテーブルには、10BB以下のショートスタックの相手もいれば、25~35BBのミディアムスタック、さらには50BB以上の強者がいる可能性もあります。これは皆が同じようなスタックを持っている初期段階とは全く異なる状況を生み出します。

例えば3人のプレイヤーが10~20BBのスタックを持っている時、5 – 4スーテッドのような弱いハンドでレイズしないように。3人のうち一人があなたにシャブをかけてくる可能性も考えましょう。また、あなたが良いハンドを持っていて、残りのプレイヤーが25~35BBを持っている場合、レイズするとこれらのプレイヤーはシャブよりもコールやフォールドする可能性が高いので、オープンレイズするには絶好の状況と言えます。

中盤の段階でスタックを増やすことができれば、ITMし、ディープランのチャンスですよっ!

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バブルへのアプローチ

ポーカーをプレイしている時には常に、自分のしていること、対戦相手がしていることを意識することが重要。バブルステージでも同じこと。大規模なフィールドトーナメントでは、ITMするために何時間も(ライブイベントでは何日も)プレイすることになります。多くのプレイヤーにとって、トーナメントでかなりの時間とエネルギーを費やした後では、懐に一銭も入ることなく終了することは無念でならないでしょう。

ここですべきことは2つ。もちろんITMすることは嬉しいことですが、最終目的は勝ち進んでファイナルテーブルに進出すること。だってそこには、魅力的な現金があるんですもの。もしあなたが超タイトなプレイをしていて、バブルになるのを回避することに集中すると、いざITMしてもチップが減ってしまっていて、さらに上位を狙う機会を逃してしまうことになります。なので、ITMすることに囚われ過ぎないこと。

2つ目にすべきことは、ITMすることに集中しているプレイヤーを利用すること。ショートスタックのプレイヤーたちがハンドフォーハンド時にほとんどのハンドをフォールドしているのを見たら、そのプレイヤーたちのブラインドを盗む絶好のチャンスです。彼らはモンスターハンドでしか反撃してきません。あなたの決断はとっても簡単。たとえフロップがあったとしても、かなり強いハンドでなければリバーまでにフォールドしてくるでしょう。彼らにプレッシャーをかける、ここぞという時ですよ。

バブル間近のプレイは緊張感があり、タイトなプレイが多くなります。しかし、入賞確定した途端に大惨事は訪れます。ITMするため必死にしがみついていた10BBスタックを持つプレイヤーは、ITM後にオールイン攻撃を始め、スタックを増やすためのギャンブルに出ます。そしてこの時もチップ稼ぎのチャンスと言えます。いつものオールインコールの基準を下げても大丈夫。入賞確定後の最初のハンドで9BBのジャムに直面したとしても、相手のハンドは通常のステージにいる時よりもかなり広いレンジです。

J – 9やもっと酷いハンドでオールインするプレイヤーも多く、バブル確定後のプレイがいかにルーズで突拍子もないものであるかを反映しています。これらの相手を数回ノックアウトすれば、突然、ミディアムスタックから上位の一人に昇格し、ファイナルテーブル進出の可能性が高くなります。

ハンドの強さは変わる

さぁ、トーナメントも終盤。これまでにあなたは何百、あるいは何千もの他のプレイヤーに勝ち抜いてきて、ゴールが見えてきましたっ! 終盤では賭け金が非常に高くなるため、あなたが行うすべてのアクションはそれなで行ったどのアクションよりも重要になってきます。バブル期にはITMすればバイインの2倍の利益を手にすることになります。しかしトーナメントで勝てば、バイインの何百倍もの利益を得ることができるのです。

より上位を目指し、トーナメントの細部にまで注意を払うことがこれまで以上に重要になってきます。ファイナルテーブルに近づくにつれ、オンラインポーカーではソフトウェアが自動的にテーブルのプレイヤー数を調整するようになっています。9ハンドと5ハンドポーカーではプレイの仕方に大きな違いがありますが、この調整のため、ショートハンドでプレイすることになることも。その場合はプレイの仕方を変える必要があります。

主な調整点は、プレイヤー数が少ないほどよりルーズに、よりアグレッシブにプレイすること。というのは、対戦相手が少なくなると平均的な手札の強さが変わります。9 – 9のような手札が8人プレイではそれほど強くないのに対し、4人プレイでは強さが増すのです。この事実は、1人敗退するごとに対戦相手が減るファイナルテーブルでは特に重要です。

ここで提案されている戦略とアプローチを使えば、ディープランする手助けになるでしょう。しかし残りのアクションはあなた次第です。Good Luck!

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