心理戦とも言えるポーカー。そこがまた面白い部分なんですよね。

ポーカにはいくつかの戦略的なアクションがあって、それらを習得すると大きく勝利することができます。

そのアクションの一つが【Reverse Tell/リバーステル】です。

このアクションは、相手を混乱させ、正しい決定を下すのを難しくさせる、心理戦略とも言えるアクションです。

ポーカー初心者にはいきなりリバーステルを使うのは難しいかもしれませんが、これを習得することで、相手をのチップをテーブルの真ん中に押し込ませることができると言ってもいいでしょう。

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リバーステルとは?

【Reverse/リバース】は逆、裏面、覆す、などの意味がありますね。【Tell/テル】は告げる、言う、見分ける、といった意味があります。

それからも察しがつくように、あなたの言動により、相手にあなたのハンドを知らせる様に意図したのがリバーステルです。でも実は、「知らせる」と言いましたが、「思い込ませる」といったほうが正しいかもしれません。

ポーカーでは【テル】と呼ばれている、相手の癖や仕草からハンドを認識することもできます。リバーステルは「告知」をすることで、相手の思考プロセスに影響を与えることができるのです。

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ポーカー「テル」:仕草で敵のハンドを読む

リバーステルを成功させるには、相手があなたに注意を払っている必要があります。この戦術は、ある程度経験を積んだ、思慮深い相手に対して使える高度な技かもしれません。

最も一般的にリバーステルが使われるのは、大きなベットやレイズをして、相手がコールするかフォールドするかを決めかねているときです。

高度なリバーステル

あるプロポーカープレイヤーは、人は強いハンドを持っているときは物理的にカードとチップに接近し、弱いハンドのときはカードとチップに離れている傾向があると言っています。

高度なリバーステルでは、セッション中にリバーステルを使う準備をすることが含まれます。他のプレイヤーがあなたの特定の動作に注意を払わせておいて、その動作を絶好のタイミングで使用し、読み違いをさせることができます。

たとえば、あなたが良いハンドで大きなベットやレイズをする時、相手の注意をあなたのハンドからそらせるように、会話のトピックを全く他のことに変えてみてください。相手がそれに気づいたと思ったら、次は大ブラフをしたときに同じように会話を変えてみてください。あからさまではなく、さりげなく、です。相手はあなたが良いハンドを持っていると判断するでしょう。

ほら、これらのアクションは、カードゲームというより、心理ゲームだと思いませんか?

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一般的なテルを見抜いてリバーステルを使う

リバーステルは誰もが確実に使える戦略ではありません。コールするか、またはフォールドするかを決めかねている時、相手が必要とするのはあなたのハンドを知ることです。あなたが相手に信じ込ませたいハンドに、リバーステルを使って誘導できればあなたのポーカースキルはかなりのもの!

最も一般的な【テル】は以下の5つの癖や仕草と言われています。

①強いは弱い、弱いは強い:ほとんどのプレイヤーは強いハンドを持っているとき、相手を混乱させようと無力な行動をする可能性が最も高いと言われています。その逆に弱いハンドではブラフしたりするでしょう。チップを力強く投げるようにベットする、相手をジッと見つめる、大げさに話したり挑発的に話すことは、プレイヤーが強そうに行動している方法の一部です。

②震える手はモンスターを意味する:ほぼポットを獲得できると思われる、強いハンドのことをモンスターと呼びます。多くのプレイヤー、特にポーカー初心者は、モンスターハンドを持っている時の方がブラフをしている時よりも神経質になります。ベットをするときに、動揺して手が微かに震えたりしていれば、相手はおそらくモンスターを持っていると考えられます。

③フロップを見つめる、もしくはフロップから目をそらす:「強いは弱い」と同じように、プレイヤーがフロップを見てすぐにそらすのは、良いものを見たが無関心を装っていることを示しています。反対に長い間フロップを見つめている場合、良いものを見逃したことを示します。

④チップを一瞥する:プレイヤーがフロップを見た後すぐに自分のチップを見ると、それはいくらベットできるかという確認と言えます。

⑤馬鹿げた会話:通常スムーズにプレイするプレイヤーが大きなハンドを持った際、無意識に馬鹿げた話や無意味な会話を始めたり、不器用に話し始めたりします。

このような【テル】がわかれば、それを【リバーステル】として使います。モンスターハンドでフロップを見つめたりするということです。皆が同じ癖やプレイスタイルを持っている訳ではないので一概に言えませんが(それを分析するのもポーカーの醍醐味!)、ポーカーはこのように心理学や演技力があれば、より優秀なプレイヤーになれます。

リバーステル、アクション!

リバーステルをどのように使うか、の例を挙げてみましょう。1998年のWSOPメインイベントのScotty NguyenとKevin McBrideのファイナルハンドです。

ボードはまさかのフルハウス!8♥ 8♠︎ 8♣︎ 9♦︎ 9♥ 

Scotty Nguyenはオールインします。コールするかどうか決めかねているKevin McBrideに、Scotty Nguyenは

“ You call, it’s going to be all over baby! =コールすると、全て終わりだぜ、ベイベー!”

と言ったんですね。タバコの煙を吐き出し、ビールを飲みながら。

Kevin McBrideは5秒ほど考えた後、コールします。

ワタクシは彼らのホールカードが何なのか、興味津々でこのファイナルハンドを見てました。Scotty NguyenはAを持ってるのかと思いきや!

なんと彼は、9♣︎ J♦︎ を持ってたんです!これでより強いフルハウスとなったんですね。

その後のKevin McBrideへのインタビューでは、彼は10♥ Q♥ を持っていたそうです。コールすると、全て終わっちゃうぜ、ベイベー!と言われたあと、Kevin McBrideはブラフだと判断し、コール。

「ただ一つ、コールしたら全て終わるぜ、とScottyが言ったのが真実を言っているとは思わなかったよ。でも、本当だった。Scottyによるグレートなプレイだったね。」

と語っています。

いつか、こんな風にリバーステルを使ってみたいものですね。

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