お恥ずかしいことながら、ワタクシ、柏木さんのことを知りませんでした。以前に書いた伝説的なギャンブル界の大物10人のリサーチ中に、たまたま柏木昭男さんの名前を英語サイトでみました。

「へぇー、日本人にも世界的に知られたホエール(鯨=カジノ業界では大金を賭けるハイローラーのことを鯨のような大物の意味で使う)がいるんだぁ。」

と思い、リサーチを続けていくと、この方、メッタ刺しにされて自宅で殺されているんです。いろんな記事を読んでると興味が湧いたので、柏木昭男さんのことについていろいろ調べてみました。

ちなみに、他の英語サイトや日本語サイトの柏木昭男さんについて書かれた記事には、俳優の市川勇さんの写真が使われています。なぜそうなったのか・・・? なぜかどの記事も市川勇さんの写真が! その原因も後程明らかに。w

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ギャンブラー柏木昭男の誕生

1937年、山梨県富士吉田市で生まれ、宮大工の父を持ち、貧しかった柏木は中学卒業後、農業を手伝ったり富士山の強力(ごうりき:登山者の荷物を背負い道案内をする)で身を立てていきます。

そして、1960年に親戚と不動産業、続いて貸金業も始め、1969年に「柏木商事」を設立。富士スバルライン建設でますます儲けることとなり、「山梨の不動産王」として知られた存在となりました。

ですが、不動産王になるには、強引に金を貸し付けて地上げを行い、荒っぽい手口で新聞を賑わせたり、何度も警察の不動産犯罪捜査のターゲットになっていたようです。地元では悪評判が絶えず、「笑顔を見たことがない」など、変人扱いされていました。経済的成功を収めた柏木さんは、その儲けを思う存分、大好きなギャンブルにつぎ込んだようです。

世界的に柏木さんの名を知らしめたのは、バブル真っただ中の1990年1月。オーストラリア北部のダーウィンに4日間滞在し、その間カジノに通って「バカラ」で約29億円もの勝利を収めたのをきっかけに、「ウォーリアー(戦士)」というニックネームもつくほど、ギャンブル界でも一躍有名な存在となったのです。

マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演のCASINOという人気映画にも、柏木昭男をモデルにした日本人が登場します。この事実から、柏木さんのカジノ界の知名度は測れますね。

映画CASINOの中での柏木昭男さんモデルの人物は「イチカワ」と呼ばれていることから、ネットで書かれた柏木昭男さんについての記事の写真が、どこもかしこも俳優の「市川勇」さんに・・・😱 おそらく最初に書かれた英語記事のライターさんが誤って市川勇さんの写真を載せ、そこから皆、その写真を使っているものとみられます・・・笑

この写真は他の全てのサイトで柏木昭男さんと勘違いされている俳優の市川勇さん。柏木昭男さんとは何の関係もございませんし、殺害されてもいませんし、ご健在です。

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ドナルド・トランプとの出会い

毎月、海外のカジノに出かけていた柏木さん。VIPだから、渡航費、宿泊代、食事代はすべてカジノ側が負担してくれます。オーストラリアで29億円を手にしたわずか1ヶ月後、マイク・タイソン対ジェームス・ダグラスのタイトル戦を観戦するために来日していたドナルド・トランプと対面となるのです。

今やアメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプですが、当時はアメリカの不動産王でアトランティック・シティにトランプ・カジノというカジノも持っていました。柏木さんの噂を聞いたトランプは、柏木さんから一儲けしようとトランプ・カジノに誘います。そして1990年2月、柏木さんはトランプ・カジノに招待され(トランプのプライベートジェットでお迎え!)バカラテーブルに座っていました。


トランプは美味しいカモを見つけた、と思っていたに違いありません。が、なんと柏木さん、トランプ・カジノのバカラ・テーブルで9億円以上を勝利。トランプ・カジノで始まって以来の大損失だったそうです。

トランプはこのことにプンプン。勝ち逃げされちゃたまらない、損失を取り返すべく、3ヶ月後の5月にまたもや柏木さんを招待します。

この時も柏木さん、バカラで出だしは快調でした。約10億勝利していたにもかかわらず、長くプレイしすぎたのでしょうか、最終的には約12億円の損失となってしまいました。次の日、「ウォールストリート・ジャーナル」新聞の一面に【世界で最も派手なギャンブラー】というタイトルで柏木さんのことが掲載されたほか、英国の新聞にも掲載されたのです。

ところが、それからたった1年半後の1992年1月3日、世界で最も派手なギャンブラー柏木昭男(当時54歳)は、土地500坪、床面積200坪の時価50億円と推定される総ケヤキ造りの「柏木御殿」の台所で、全身を十数か所メッタ刺しにされ、死体となって発見されたのです。

柏木の死にはドナルド・トランプが関与?

巷では、トランプがトランプ・カジノでの負け金を払わない柏木に返済を迫って手下を動かした、他のカジノの借金でオーストラリアのマフィアに殺られた、なんていう噂が飛び交いました。突然の死で、柏木さんがラスベガス・ヒルトンに残してた5億以上の借金でヒルトンカジノのオーナーも真っ青、という噂もあります。

また、昔から嫌がらせや脅しなど、かなり悪どい手段を使ってビジネスをしていた柏木さんだけに、恨みを持つ者も多くいたようです。個人的には、トランプが借金返済を迫って手を下した説は薄いと思いますが・・・だって、殺しちゃったら返済は不可能ですからね。

柏木さんは英語は全くダメだったのにも関わらずジェスチャーですべてを表現し、徹夜でバカラをプレイした後よく他のプレイヤーを朝食に誘っていたそうです。サンドイッチを音を立てて食べていたとか(笑)、ギャンブルに熱中すると数千万のチップを床に落としても気づかなかった、と柏木さんを知る人たちは語っています。

そして、負けると人が変わったそう。確かに金額が大きいだけに怒る気持ちもわからないでもないですが、「負け金を日本語で値切る迫力は、理解できないだけに迫力があった」という証言も。(笑)帰りのファーストクラスでも機嫌が悪く、フライトアテンダントを罵倒したり、機内の座席やテーブルを蹴ったりと醜い敗者ぶりを露呈していたそうです。こういう負けっぷりの悪さは感心できませんね・・・

時効成立


殺害現場には長靴の足跡が残されており、勝手口のカギだけが開いていました。同県大月市の河川敷で柏木さんのアタッシェケースが空で発見されたものの、凶器などの有力な物証は発見されませんでした。一説には、アタッシュケースの中の書類を抹消したかった者の犯行だと言われていますが、アタッシュケースの中身を知るのは殺害された柏木さんだけのようです。

部屋を物色した形跡がなく、十数か所もメッタ刺しにしていることから、柏木さんにかなりの恨みを持つ者の犯行と考えられるでしょう。

1カ月後、車の売買を巡りトラブルになっていた暴力団組員が殺人で、組員の知人である看護師が証拠隠滅の容疑で逮捕されましたが、2人は柏木さん殺害の容疑を否認し続けました。解決かと思われたものの、甲府地検は94年12月、「物証に乏しい」と2人を不起訴に。これには、国粋会系吉田一家組長と山梨県警富士吉田署長との間に、密約があったという噂も。そしてこの事件は2007年、未解決のまま時効成立を迎え、真相は闇の中へ葬られたのです。

かなり匂いますよね・・・この2人が柏木さんを殺害したのでしょうか? たくさんの人に恨みを買っていた柏木さんだけに、容疑者がたくさんいたよう。億単位でカジノに未払金もあるとなれば、ヤバい方達が動く可能性も否定できません。

勝手な想像ですが、案外、柏木さんが昔、土地を騙し取った人なんかが、復讐の時を待っていたのではないかと想像するワタクシです。映画でよくあるように・・・ね。みなさん、悪どい事をしていると柏木昭男みたいになるかもしれません。いつも礼儀正しく、ギャンブルはツケでしないよう心がけましょうね。( ̄^ ̄)ゞ

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